横溝正史シリーズレギュラーキャスト

横溝正史シリーズ
レギュラーキャスト

■金田一耕助

古谷一行

私立探偵。和服と長髪がトレードマーク。興奮すると頭をかきむしる、推理に行き詰ると所構わず逆立ちをする、などの癖がある。
探偵方法は論理的で緻密。推理に確信が持てるまではなかなか手の内を明かさない。スボラに見えて意外と行動的でもある。
第1シリーズでは東京に事務所を構えていたが、いつも金欠で部屋代の支払いにも窮していた。第2シリーズでは遂に追い出されたのか、住所不定だった模様。
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1944年生まれ（当時33～34歳）。64年に俳優座養成所入所。77年に「横溝正史シリーズ」で人気俳優となり、金田一耕助役は2時間ドラマでも演じ30作を超える生涯のあたり役。他の代表作に土曜ワイド劇場「混浴露天風呂」シリーズ（1982-2007年）、「金曜日の妻たちへ」（1983年）、「失楽園」（1997年）など。

■日和警部

長門　勇

第1シリーズ第2作「本陣殺人事件」から登場。以後「獄門島」を除く全作品で金田一耕助の相棒役を務めた。
「本陣」では岡山県警の警部だったが続く「三つ首塔」で東京の警視庁に転勤し、「悪魔の手毬唄」ではまた岡山県警に復帰。更に第２シリーズでは東京、岡山、長野、静岡と、金田一耕助のいるところにはどこにでも現れる。
ちなみに「本陣殺人事件」によれば、下の名前は「イサム」。
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1932年生まれ（当時45～46歳）。浅草軽演劇でコメディアンとして活躍。63年、「三匹の侍」で人気を博す。代表作に映画「いも侍」シリーズ（1964-65年）、TV「斬り捨て御免」シリーズ（1980-82年）など。2013年没。

■かね

■等々力刑事

野村昭子

第1シリーズにのみ登場した金田一耕助探偵事務所で働くおばさん。事務所のやりくりに四苦八苦し、いつも旅先の金田一に電話をかけてくる。
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1927年生まれ（当時50歳）。劇団俳優座所属。出演作「家政婦は見た!」「渡る世間は鬼ばかり」など。

早川　保

第１シリーズの「三つ首塔」「悪魔が来たりて笛を吹く」に登場した警視庁の刑事で日和警部の部下。
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1936年生まれ（当時41歳）。62年に松竹で映画初出演。出演作「嵐を呼ぶ十八人」「下町の太陽」など。

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