八つ墓村 |
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製作 | 東宝映画(フジテレビ=角川書店=東宝提携作品) |
配給 | 東宝 |
公開日 | 1996年10月26日 |
上映時間 | 127分(カラー/ビスタサイズ) |
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■スタッフ
製作/村上光一 桃原田昇 堀内實三 |
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企画/重村 一 川合多喜夫 高井英幸 |
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エクゼクティブ・プロデューサー/久板順一朗 大和正隆 橋本幸治 |
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プロデューサー/松下千秋 大川 裕 島谷能成 プロデューサー補/保原賢一郎 関口明美 有正真一郎 |
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原作/横溝正史(角川書店刊・角川文庫版) |
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脚本/大藪郁子 市川 崑 |
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撮影/五十畑幸勇 美術/櫻木 晶 |
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録音/斉藤禎一 調音/大橋鉄矢 照明/下村一夫 |
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編集/長田千鶴子 助監督/手塚昌明 製作担当者/徳増俊郎 |
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音楽/谷川賢作 主題歌「青空に問いかけて」作詞/谷川俊太郎 作曲・歌/小室 等 サウンドトラック盤/フォーライフレコード |
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監督/市川 崑 |
■キャスト
金田一耕助(私立探偵)/ | 豊川悦司 |
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森美也子/ | 浅野ゆう子 |
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寺田辰弥/ | 高橋和也 |
典子(慎太郎の妹)/ | 喜多嶋舞 |
春代(久弥の妹)/ | 萬田久子 |
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徳之助/ | 石倉三郎 |
洪禅和尚 / | 石橋蓮司 |
濃茶の尼/ | 白石加代子 |
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尼子の落武者/ | 今井雅之 |
千石巡査/ | うじきつよし |
井川丑松(鶴子の父)/ | 織本順吉 |
仙波清十郎/ | 西村雅彦 |
東坂工場長/ | 小林昭二 |
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下宿のおばさん/ | 横山道代 |
森 荘吉(西屋の主人)/ | 石濱 朗 |
坂東刑事/ | 永妻 晃 |
博労の吉蔵/ | 川崎博司 |
博労の勘治/ | 宇治川理斉 |
お島(田治見家の女中)/ | 大沢さやか |
博労の周平/ | 保木本竜也 |
おきさ(要蔵の妻)/ | 姿 晴香 |
井川鶴子(辰弥の母)/ | 鈴木 佳 |
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田治見要蔵・久弥・庄左衛門[三役]/ | 岸部一徳 |
小竹・小梅(要蔵の伯母)[二役]/ | 岸田今日子 |
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初老の老人/ | 歌澤寅右衛門 |
郵便局の男の子/ | 鈴木隼人 |
/ | 清末裕之 |
羽織の老人/ | 小林一帥 |
/ | 田邉年秋 |
/ | 佐藤直子 |
/ | 井上 浩 |
春代の子供時代/ | 徳島更紗 |
久弥の子供時代/ | 野上亜佑多 |
/ | 末次真三郎 |
/ | 豊岡英郎 |
/ | 音羽久米子 |
/ | 谷口真紀 |
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尼子の落武者/ | 池田一視 |
尼子の落武者/ | 赤沼 晃 |
尼子の落武者/ | 佐藤太三夫 |
尼子の落武者/ | 鎌田栄治 |
尼子の落武者/ | 森岡隆見 |
尼子の落武者/ | 田渕景也 |
尼子の落武者/ | 岡山和之 |
/ | 山田博之 |
/ | 山中康司 |
/ | 深大寺敏樹 |
/ | 池上尚吾 |
/ | 諏訪太郎 |
/ | 阪東豊之介 |
/ | 近藤大善 |
/ | 野口雅弘 |
/ | 石川秀昭 |
/ | 本田景久 |
/ | 増島剛久 |
/ | 谷口 肇 |
/ | 米田直樹 |
/ | 浮穴英知 |
/ | 羽柴 誠 |
/ | 辻井啓嗣 |
/ | 柴崎 滋 |
/ | 福田 宣 |
/ | 福永喜一 |
/ | 北斗辰典 |
/ | 鈴木正樹 |
村の女/ | 水樹加奈女 |
/ | 小田島隆 |
村の女/ | 香織有里枝 |
村の女/ | 上原恵美子 |
/ | 三村晃弘 |
/ | 築紫信幸 |
/ | 足達建夫 |
/ | 向井恭介 |
/ | 中海加津治 |
/ | 田代忠雄 |
/ | 円堂耕成 |
/ | 矢田有三 |
/ | 久里きなこ |
/ | 松原佑奈 |
/ | 花塚智恵子 |
/ | 藤原亜季 |
/ | 日高雄太郎 |
/ | 高村祐毅 |
花嫁/ | 那須久美 |
/ | 小原勇二 |
/ | 白川鮎美 |
/ | 今野ひろみ |
/ | 藤井映子 |
/ | 藤あけみ |
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久野医師/ | 神山 繁 |
ひで/ | 吉田日出子 |
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諏訪弁護士/ | 井川比佐志 |
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等々力警部/ | 加藤 武 |
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里村慎太郎(久弥の従兄弟)/ | 宅麻 伸 |
■ストーリー
昭和24年。身寄りのない寺田辰弥(高橋和也)はラジオで自分を探している者がいると知り尋ね主の諏訪弁護士(井川比佐志)を訪ねる。 そこで辰弥は自分が岡山県八つ墓村の旧家・田治見家の後継者であることを知らされる。だが迎えに来た母方の祖父・丑松(織本順吉)が辰弥の目の前で毒殺される。
辰弥は田治見家の親戚筋の未亡人・森美也子(浅野ゆう子)の案内で八つ墓村へ向かう。田治見家に到着した辰弥は大叔母にあたる双子の老姉妹・小竹と小梅(岸田今日子、二役)、腹違いの兄の久弥(岸部一徳)、姉・春代(萬田久子)、そして分家の里村慎太郎(宅麻伸)・典子(喜多嶋舞)兄妹らに対面する。 そんな彼に濃茶の尼という老婆(白石加代子)は、辰弥がこの村に入ると八つ墓明神の祟りがあると予言する。
戦国時代、毛利に敗れた尼子の残党8人が村に住み着くが懸賞金目当ての村人達に虐殺された。その祟りを恐れた村人達によって八つ墓明神が祀られ、以来村は八つ墓村と呼ばれるようになったと言う。
辰弥の身を案じた諏訪弁護士に依頼された探偵の金田一耕助(豊川悦司)が村を訪れた翌朝、久弥が毒殺される。その晩、小竹と小梅の不審な行動を目撃した辰弥は、二人が秘密の入り口から鍾乳洞に入っているのを知る。そして鐘乳洞の中で鎧武者姿の父・要蔵のミイラを発見する。辰弥は春代の話で、大正末期、要蔵(岸部一徳)が母・鶴代(鈴木佳)を無理やり犯して自分が生まれたこと、鶴代が赤子の辰弥を連れて逃亡したことに激怒し発狂した要蔵が村人32人を惨殺して失踪したことなどを知る…。