悪魔の手毬唄 |
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製作 | 東宝映画 |
配給 | 東宝 |
公開日 | 1977年4月2日 |
上映時間 | 144分(カラー/スタンダード) |
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■スタッフ
製作/市川 崑 田中 収 |
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原作/横溝正史(角川文庫版) 企画/角川春樹事務所 |
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脚本/九里子亭 |
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撮影/長谷川清 美術/村木 忍 録音/田中信行 照明/佐藤幸次郎 効果/東宝効果集団 整音/東宝録音センター |
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音楽/村井邦彦 編曲指揮/田辺信一 シンセサイザー演奏/深町 純 「鬼首村手毬唄」作曲/村井邦彦 編曲/田辺信一 作詞/横溝正史(オリジナル・サウンドトラック盤/東宝レコード) |
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監督助手/岡田文亮 編集/小川信夫 長田千鶴子 スチール/橋山直己 製作担当/村上久之 協力/マツダ映画社 現像/東洋現像所 |
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監督/市川 崑 |
■キャスト
金田一耕助(私立探偵)/ | 石坂浩二 |
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青池リカ(亀の湯の女将)/ | 岸 恵子 |
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別所千恵(春江と恩田幾三の娘)/ | 仁科明子 |
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由良敦子(由良家先代の未亡人)/ | 草笛光子 |
青池歌名雄(リカの息子) / | 北 公次 |
由良泰子(敦子の娘)/ | 高橋洋子 |
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井筒いと(井筒屋の女将)/ | 山岡久乃 |
お幹(亀の湯の女中)/ | 林美智子 |
別所春江(千恵の母)/ | 渡辺美佐子 |
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権堂医師/ | 大滝秀治 |
多々良放庵(お庄屋)/ | 中村伸郎 |
立花捜査主任/ | 加藤 武 |
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中村巡査(駐在)/ | 岡本信人 |
青池里子(リカの娘)/ | 永島暎子 |
仁礼文子(嘉平の娘)/ | 永野裕紀子 |
司咲枝(嘉平の妹、文子の実母)/ | 白石加代子 |
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由良敏郎(由良家の当主)/ | 頭師孝雄 |
野津刑事/ | 辻 萬長 |
日下部是哉(千恵のマネージャー)/ | 小林昭二 |
辰蔵(春江の兄)/ | 常田富士男 |
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五郎(村の青年)/ | 大和田獏 |
仁礼流次(嘉平の次男)/ | 潮 哲也 |
仁礼直太(嘉平の長男)/ | 大羽吾朗 |
鑑識員/ | 日笠潤一 |
仁礼路子(直太の妻)/ | 富田恵子 |
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中村巡査の妻 / | 木島 幸 |
由良栄子(敏郎の妻)/ | 川口節子 |
/ | 東 静子 |
村の女/ | 記平佳枝 |
青池源治郎/ | 岸本 功 |
作業服の男/ | 湯沢 勉 |
活弁の声/ | 松田春翠 |
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村役場の男/ | 原田 力 |
村の若者/ | 早田文治 |
/ | 武田倫一 |
村の若者/ | 清水のぼる |
/ | 伊東しづ子 |
/ | 尾崎順子 |
村の娘/ | 梶原 恵 |
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野呂十兵衛(元楽士)/ | 三木のり平 |
仁礼嘉平(仁礼家の当主)/ | 辰巳柳太郎 |
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磯川警部/ | 若山富三郎 |
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<<ノンクレジット>> |
由良五百子(由良家の隠居)/ | 原ひさ子 |
野呂十兵衛の女房/ | 沼田カズ子 |
寄席のおばさん/ | 宇野喜代子 |
■ストーリー
昭和27年。金田一耕助(石坂浩二)は旧知の磯川警部(若山富三郎)の招きで岡山県鬼首村の亀の湯に逗留していた。磯川を待つ間に金田一は旧庄屋筋の多々羅放庵(中村伸郎)と知り合い、手紙の代筆を頼まれる。放庵は生涯で8人の妻を持ったが、その5番目の妻だったおはんが復縁を望む手紙を寄越していたのだ。
磯川の用件は20年前に亀の湯の女主人リカ(岸恵子)の夫・源治郎が殺害された事件を再調査して欲しいと言うものだった。磯川の依頼で金田一が総社の町に井筒屋の女将いと(山岡久乃)を訪ねる途中、仙人峠で「おはん」と名乗る老婆とすれ違う。だがいとの話では、おはんは去年亡くなったと言う。金田一は鬼首村に引き返すが放庵の姿はなく、家には吐血の跡が残されていた。
その頃、村出身の別所千恵(仁科明子)が帰郷し亀の湯の歌名雄(北公次)、里子(永島暎子)、仁礼文子(永野裕紀子)、由良泰子(高橋洋子)ら幼馴染らが集まることになっていた。だが泰子は謎の老婆に呼び出されて姿を消し、翌朝滝壺で絞殺死体となって発見される…